【生贄教師】 著:由紀かほる  ナレーション:藤色朔 / でじじ

小説

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3.5

女子大生の宮崎香澄は、教員になるための教育実習で、隣の県の県立高校へ赴いた。

一生懸命に英語を教える香澄に生徒たちも親しみを持って接してくれた。

それに応じるように香澄も出来る限り優しく、丁寧に親身になって指導すると、一週間で香澄の評判は高まった。

中には、「佐々先生より、先生の方がいいな」と、言う声が出るくらいだった。

小太りで、頭のてっぺんが丸く禿げ落ちた佐々は、五十がらみの古株だが、実習生の香澄に対して何かと細かいことにまで気をまわしてくれた。

陽気な男で、よく冗談を言っては香澄を笑わすのだが、一つ油断のならない所があった。

濃い眉の下の、吊り上がった眼である。

その視線はぴったり腰にフィットしたミニスカートから伸びる太腿に注がれていたのだ。

佐々の視線は他の男たちとは違って、ねっとりと強く注がれるのである。

張りつくような眼差しと言ってもよい。

それだけで、香澄は背すじにゾクッとする悪寒を覚えずにはいられなかった。

だが、不思議とその嫌悪感は違うものに変わっていった・・・


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