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【かんかん橋を渡ったら】 著:あさのあつこ  ナレーション:久嶋志帆

小説
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四方を中国山地に囲まれた、寂れた温泉町にかかる小さな石橋『かんかん橋』

食堂『ののや』の一人娘真子は、毎日その橋を渡って学校に通っていた。

真子と父を残して出て行った母。

かつて白無垢をまとい嫁入りしてきた写真館の老婆。

町を去り愛する人とともに帰ってきた踊り子。

誰もが『かんかん橋』を渡る。

小さな食堂を舞台に、精一杯生きる女たちのたくましさ、しなやかさを鮮やかに描き出した、人気作家の長編傑作。


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