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【本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません ~ 第四部 貴族院の自称図書委員 04】 著:香月美夜 ナレーション:井口裕香

ライトノベル
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近付く春。

ローゼマインに下町組との別れを悲しんでいる暇はなかった。

貴族院の一年生が終わり、やることはてんこ盛り。

ルッツと約束した本を増やすことはもちろん、春を寿ぐ宴ではエーレンフェストの政略として、ヴィルフリートとの婚約を発表。

上位領地への対抗策を次々に繰り出す。

神官長との魔術具のインク作り、直轄地を魔力で満たす祈念式、ハルデンツェルでは図らずも古い儀式を蘇らせることに。

領地の発展を目指し、下町の大規模な整備まで実施する中、他領の暗躍も活発になっていく。


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