【けいどろ】 著:荒木源 ナレーション:水越健 小説 2023.10.07 小説 [本ページはプロモーションが含まれています] 聴く読書 ナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。 通勤中に、運動しながら、お休み前など、いつでもどこでも聴くだけで読書ができます。 移動中や作業中などが読書の時間に。 オフライン再生もOKです。 スポンサーリンク スポンサーリンク ノビ(家宅侵入)専門の泥棒として、その名を轟かせていた吉森和宏は、出所直後に突然、刑事・高山清三に声をかけられる。 聞けば、自分を死なせてほしいという話だった。 老いさらばえて生き恥をさらしたくないから、もし、自分がそうなってしまったら、頃合いを見計らって命を絶ってほしいという依頼だった。 ええかっこしいの高山らしい内容のものだったと思ったが、当然吉森は取り合わなかった。 それから一年半後、思わぬ契機から高山の近況を知ることになった吉森は、愕然とすることになる。 しかし、それは以後十年近くに及ぶ長き旅路の発端に過ぎなかった。