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【資本主義の次に来る世界】 著:ジェイソン・ヒッケル 訳:野中香方子

ビジネス・経済
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デカルトの二元論は「人間」と「自然」を分離した。

そして資本主義により、自然や身体は「外部化」され、「ニーズ」や「欲求」が人為的に創出されるようになった。

資本主義の成長志向のシステムは、人間のニーズを満たすのではなく、「満たさないようにすること」が目的なのだ。

それでは、人類や地球に不幸と破滅をもたらさない、「成長に依存しない次なるシステム」とは何か?

経済人類学者が描く、かつてない文明論と未来論。

本書が語るのは破滅ではない。語りたいのは希望だ。

どうすれば、支配と採取を軸とする経済から生物界との互恵に根差した経済へ移行できるかを語ろう。




 
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