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【民王 シベリアの陰謀】 著:池井戸潤

小説
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「マドンナ・ウイルス? なんじゃそりゃ」

第二次内閣を発足させたばかりの武藤泰山を絶体絶命のピンチが襲う。

目玉として指名したマドンナこと高西麗子・環境大臣が、発症すると凶暴化する謎のウイルスに冒され、急速に感染が拡がっているのだ。

緊急事態宣言を発令し、終息を図る泰山に、世論の逆風が吹き荒れる。

一方、泰山のバカ息子・翔は、仕事で訪れた大学の研究室で「狼男化」した教授に襲われる。

マドンナと教授には共通点が・・・

泰山は、翔と秘書の貝原らとともに、ウイルスの謎に迫る。


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